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DXその3:関係者の感情の存在を前提とすること≠精神論…だといいなというお話

2017-02-03

このシリーズ(?)のようなものを書いていると時々、「精神論ですか?」と言われることもあります。

そう受け取られてしまうのは、もっぱら私の説明力不足が原因なわけですが…。

たとえば、複数人の手を経る工程の再構築となると、現実問題として多くの場合、関係者の感情が交錯します。
この感情というのは、自身が自覚している場合も無意識の場合もあるわけです。
そしてこれは迷走の原因となる場合があります。

パリッとした具体的な手法がどんどん挙がる方が、聞いている側もテンションが上がるとは思うのです。
しかし、人間の集まりである以上は感情という壁がまずあるわけでして、となればある課題の解決にあたってその壁を越える手段を考える、という方がより現実的ではないかと考えているわけです。

ところがこの方法は何も説明無しに聞くと「なんだ!俺の意見は無視か!」ということにもなりかねません。
これではまた進むものも進みませんので、まずはその手段に至るまでの意味を、事前に関係者間に説明する、ということが重要だと考えているわけです。

もっとドライにサクサク進むのであればそれにこしたことはありませんけれども。
(ただそういうパターンの集団は自律的に課題を乗り越えるのではないでしょうか…)